秋田県内ではクマの出没が加速しています。県の情報システム・クマダスによりますと、2026年度は5月18日までに、前年の同じ時期の約3倍に上る821件の目撃情報が寄せられています。
被害を未然に防ごうと、横手市の企業はドローンを使ってクマの生息を調査していて、この春、ドローンのカメラで親子とみられる3頭のクマを捉えました。
横手市の「八伸建設」は、土木をはじめ、舗装や解体などを手がけています。
相次ぐクマによる被害を防ごうと、2025年秋から点検や測量などに活用するドローンの技術をクマの探索に応用しています。
ドローンは赤外線カメラを搭載していて、熱も持つものを捉えると画面に赤く写し出されます。
この仕組みを使うと、クマが生息する場所や山林に逃げ込んだ様子などを確認できます。
探索中にドローンの羽根の音がクマに聞こえてしまうと、逆に威嚇してしまうため、クマと近づきすぎないように距離に気を付けているといいます。
八伸建設によりますと、調査では数えきれないほどクマと遭遇しているということです。
今春、県南部で撮影された映像には、黒い画面に赤く動く3つの影がありました。カラー映像に切り替えると、親子とみられる3頭のクマの姿が確認できました。
山林などで視界が悪くても赤外線でクマを捉えられ、人身被害が発生した場所の調査などで活躍しています。
八伸建設・小松道人さん:
「クマを探索し、秋田県ドローン協会の一員として、微力ではあるが市民・県民を守り、安心安全な社会を守っていきたい」
05月19日(火)18:00