9月1日は『防災の日』です。防災や減災、日頃の備えについて考えます。
8月は秋田県内のほか、全国各地で大雨による被害が発生しました。また、7月には熊本で最大震度7を観測する地震が発生しました。
あれから1カ月がたちました。
熊本地震では、激しい揺れの後、商業施設で爆発が起き、従業員7人が亡くなりました。経済産業省は「LPガスに引火した可能性が高い」とし、事故調査委員会を立ち上げて原因究明を進めています。
地震が発生した際は、揺れによる被害はもちろん、電気やガスによる火災が発生する恐れがあります。
製品評価技術基盤機構(NITE)の実験では、地震で倒れた棚などに電源コードが挟まれたまま停電すると、電気が復旧した際に内部が傷ついた電源コードから火が出て、周辺に激しく燃え広がりました。いわゆる「通電火災」です。
秋田県総合防災課によりますと、県内では電気機器や配線器具が原因の火災が、1年に50件前後発生しています。
ガスを使う器具による火災にも注意が必要です。地震の揺れなどで想定しない力が加わると、接続部が緩んでガス漏れが発生する恐れがあります。その状態で火を付けると爆発や火災につながる可能性があります。
災害時はもちろん、日頃から電気・ガスの事故を防ぐためのポイントを確認します。
▽電源プラグや電源タップはこまめに掃除し、水分がつかないようにする。
▽電源プラグが変形していないか確認する。
▽ガス機器の接続部分はごみが付着していないか、簡単に外れないかを確認しましょう。
地震が発生したときは
▽揺れが収まったらガス機器の火を消す。
▽電気製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く。
▽自宅から避難する際は、できるだけガスの元栓を閉め、ブレーカーを落としましょう。
大きな揺れに見舞われた際は、命を守ることが最優先です。一方で、その後や復旧した際の二次的な被害を防ぐために、日頃からの心構えが大切です。
09月01日(火)20:00