地震や大雨などの自然災害で大規模な断水が発生したことを想定し、船から陸へ給水する訓練が4日、秋田市の秋田港で行われ、参加者が手順を確認しました。
秋田港で行われた訓練には、海上での災害派遣に関する協定を結んでいる秋田海上保安部と海上自衛隊、それに秋田県などから約130人が参加しました。
マグニチュード7.8の直下型地震による大規模な断水の発生を想定しました。
秋田海上保安部長・上野久隆さん:
「災害発生時においては、われわれ防災機関の個々の活動だけではなく、緊密な連携により地域のニーズに迅速に応えていくことが肝要」
訓練に参加したのは、7月に発生した熊本地震で給水や入浴の支援を行った海上自衛隊の多用途支援艦「すおう」です。
これまでの経験から3~4日間、水を供給できるということで、参加者が自治体の給水車や消防車両へ給水する手順を確認しました。
また、携帯電話の充電などができる給電支援も行います。
訓練に参加した五城目町は、2023年7月の記録的大雨の際に断水が発生し、陸上自衛隊から給水支援を受けた経験があります。
五城目町住民生活課・遠藤武文防災監:
「ことし2月に給水車を新しく導入して、町としても住民の方々に給水支援できるような体制を取っている。訓練に積極的に参加していきたい」
また訓練では、「すおう」から秋田海上保安部の巡視艇への給水支援も行いました。
県総務部・米田裕之危機管理監:
「給水口の大きさなどが合わない、といったことが分かった。実際に訓練することの大事さが分かったので、現場で動いて発見される課題を一つずつ克服し、何かが起こった際にスムーズに行えるようにしたい」
参加者は、万が一に備えて連携を確認していました。
09月04日(金)19:00