学んだ技術を生かし地域貢献につなげていこうと普段林業を学ぶ秋田県大仙市の高校生と専門校の生徒が共同でベンチを製作しました。ぬくもりあふれるベンチは県内の公共施設に贈られます。

この取り組みは普段林業を学んでいる大仙市の大曲農業高校とより専門的に林業を学ぶ大曲技術校が交流を深め林業への関心を高めようと行っているものです。

29日は高校3年生10人と技術校の生徒7人が集まり秋田スギを使ったベンチをつくりました。

作業は6月から行われていて木材を切ったり塗装をしたりとともに教え合いながら最終工程の「組み立て」に入りました。

大曲技術専門校の生徒：
「ネジの頭を入れすぎないように、クっと入れてあげればOKです。」

作業はより専門的に学ぶ技術校の生徒が主導し高校生たちは道具の使い方や組み立て方などを教わり一緒に作業を進めました。

そして組み立て始めてから約2時間。

ぬくもりあふれる秋田スギのベンチ3台が完成しました。

大曲農業高校の生徒：
「1つ間違えると全部組み立てることができないので難しかった。」
大曲技術専門校の生徒：
「しっかりと言葉にして伝えるというのが難しかった。」
大曲農業高校の生徒は：
「作る過程を知ることで、もののありがたみを知ることができた。木や自然に対する感謝の気持ちを持つことができた。

」製作したベンチは病院や温泉施設などの公共施設に贈られます。

09月29日(月)18:00