最高気温31.5度と秋田県内で最も暑くなった横手市で9日、小学生が田んぼでドッジボール。農作業を兼ねた行事で、子どもたちは真夏を思わせる暑さの中、汗と泥にまみれながら楽しんでいました。

青空の下、田んぼの中を駆け回るのは旭小学校の5年生33人です。スポーツを通じた農作業、題して「代かきドッジボール」です。水を張った田んぼの土を耕す「代かき」を兼ねていて、田植え前の大事な作業です。

9日の横手市の最高気温は31.5度。ことし一番の暑さの中、児童は汗と泥にまみれながら田んぼの隅から隅まで走り回っていました。

続いては、毎年恒例のウナギのつかみどり。田んぼに放たれたウナギ5匹を手で捕まえます。

児童たちは寝そべって泳ぐウナギになりきったり、ウナギを探したりして楽しんでいました。

児童は「ウナギな気持ち。気持ち良い」「水と土のところは暖かかったが、奥が冷たくて気持ち良かった」「楽しかった。田んぼの中は動きにくかったけれど、色々と動けて良かった」「おいしくてモチモチに育ってほしい」と話していました。

児童は13日にもち米の苗を植え、10～11月にかけて収穫し、12月には餅つきをして食べる予定です。

06月09日(月)19:30