6月4日は、6の「む」4の「し」の語呂合わせで「虫歯予防の日」といわれています。秋田市のこども園では、歯科衛生士を目指す学生が園児に歯の健康や歯磨きの仕方を教えました。

参加したのは、秋田市のサン・パティオこども園の園児24人で、歯科衛生士を目指す県歯科医療専門学校の学生から歯の健康について学びました。

最初は寸劇と紙芝居。登場するのは、歯を大切にしないワニ「どんたくん」です。菓子を食べて歯磨きしないと歯が黒くなり虫歯に。子どもたちは声をあげて笑いながらも自分ごととして考えていました。

続いては、正しい歯磨きを実践です。

歯磨きの大切さを学ぶ子どもたちは真剣そのもの。学生たちも子どもたちの反応に目を配りながら、優しく楽しく歯磨きの大切さを伝えます。

学生は歯の模型を持ちながら、子どもたちの目線に合わせて一本一本丁寧に磨くように説明していました。

園児は「歯をガチャガチャするのが楽しかった」「虫歯にならないようにゴシゴシ磨く」と話していました。

指導にあたった学生は「虫歯の原因が甘いものだということがあまり浸透してなかったが、指導していく中でしっかり分かって“虫歯を口から追い出す”というふうに歯磨きをしてくれたので、教えたことを分かってくれてうれしかった」「頑張って磨いてくれた時うれしくて、楽しんでやってくれてるのが一番やりがいに感じた」と話していました。

子どもたちは虫歯にならないよう、忘れずに歯磨きすることを約束していました。

06月04日(水)19:30