27日から秋田市の寺内・八橋地区でクマの目撃が相次いでいます。これまであまり見られなかった市街地のエリアでの出没に警戒が強まっています。
秋田県の情報マップシステム「クマダス」には、秋田市八橋地区での目撃情報が28日だけで8件寄せられました。
最初に目撃されたのは、28日午前4時52分。秋田テレビから北に約150メートルの住宅街を通る市道でした。
警察に寄せられた情報によりますと、20分後には市道から北に750メートルほどの地点でもクマが目撃されています。
竹島知郁アナウンサー:
「クマは日曜日の早朝、秋田市八橋地区の住宅街、自動車学校の程近くに現れました。クマは山王方向へ走って行ったということです」
半径350メートル圏内に保育園や小学校があるこのエリアで、体長約1メートルのクマが目撃されています。
その後も目撃情報は、八橋地区を南西方向に向かうように続いたことから、クマは住宅が密集するエリアを移動していたとみられています。
さらに28日午前6時50分ごろには、八橋本町にある日吉八幡神社で、体長1メートルほどのクマが目撃されました。この神社では2025年11月にもクマが目撃されています。
そして、この周辺を撮影していた28日午後2時ごろには、南に450メートル先の八橋運動公園のグラウンドに、体長約1メートルのクマがいるのを、近くを通りかかったドライバーが目撃しています。
9時間ほどの間に相次いだクマの目撃情報。複数の個体が移動していた可能性も考えられます。
また、27~29日までに8件のクマの目撃情報が寄せられた寺内地区では…。
クマを目撃した住民:
「犬を散歩させている男性がいて、クマがそれにビックリして戻ってきた。そして隣の保育園の園庭から山の方に向かって行った。近場だったので怖かった」
人目につく市街地で相次いでいるクマの目撃情報ですが、こうした状況を県はどう見ているのでしょうか。
県自然保護課・柏倉誠課長:
「秋が終わり、冬になっても奥山に戻らずに、人里近くで冬を越した個体がある程度いるのだろうと思っているので、八橋のように市街地のど真ん中にも出る可能性がある。県民の皆さんには十分注意してもらいたい」
06月29日(月)18:30