秋田県湯沢市では特産のサクランボの収穫が終盤を迎えています。高齢化や人手不足解消に向け、市の職員が副業としてサクランボの収穫や選別作業を行っています。
湯沢市の三関地区で朝5時から始まったのは、市の職員たちによるサクランボの収穫作業です。
市は、農家の担い手不足に対応して地域を代表する味覚を次の世代につなげようと、職員による副業を一部認めています。
4年目となる2026年は、6月10日からこの副業の取り組みが始まっていて、15の生産者に職員30人を派遣しています。
29日は奥山恭悦さんの果樹園で、職員2人がサクランボの晩生種・紅秀峰の収穫を行いました。
奥山さんによりますと、収穫の最盛期には、選果を含めて家族や関係者など最大で15人で作業にあたります。しかし、収穫が追い付かないこともあるため、いつも人手不足に悩まされているということです。
またアルバイトの募集をしても、早朝ということもあり、なかなか集まらないのが現状です。
奥山果樹園・奥山恭悦さん:
「本当に大変。早朝の作業なので、2時間くらい人を頼むにしてもなかなかいない。市役所の職員に来てもらうのは非常に助かっている」
この副業は、生産者はもちろん、市の職員にとってもメリットが大きいようです。
湯沢市商工課・斉藤岳さん:
「朝早くからの仕事なので大変。朝一で活動して出勤するとすごくリフレッシュして業務に取り組めるので、すごくやりがいがある」
湯沢市商工課・土田一宇宙さん:
「首都圏での物産展でこの前もサクランボを販売したが、実際に自分が収穫しているのでどういうふうに収穫しているかを伝えることができて、商品にすごく説得力を出すことができると思う」
奥山果樹園・奥山恭悦さん:
「若手の職員は非常に頑張ってくれるのですごく良いと思う。なかなか慣れない作業だが、頑張ってやってもらっている」
生産者から職員の派遣を希望する声が増えてきていることから、湯沢市では副業の取り組みに賛同する職員を増やしていきたいとしています。
湯沢市の職員の派遣は7月5日まで行われます。
06月29日(月)18:00