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日本一のピッツァ職人が仙北市上桧木内で炊き出し 温かい食事に被災者にも笑顔 秋田

秋田県仙北市を中心に甚大な被害をもたらした記録的大雨からまもなく2週間となります。被災者の支援拠点となっている上桧木内地区の施設で9月1日、秋田市の飲食店が炊き出しを行いました。温かい食事が提供され、地域の人たちは笑顔を見せていました。

仙北市西木町上桧木内地区で被災者の支援拠点となっている「山鳩館」。この施設の駐車場で1日、秋田市の大関真吾さんが炊き出しのピッツァを作っていました。

大関さんは、秋田市のナポリピッツァ専門店「ゼッキーニ ピッツァ バンカレッラ」のオーナーで、2023年に開かれたナポリピッツァ職人の大会で日本一に輝いた腕前の持ち主です。

大関さんは「ナポリピッツァで社会貢献したいと思っていて、2年前も炊き出しを行った。今回この地域が被災されたということで、何とかしたいと思って来た」と炊き出しに至った経緯を話しました。

大関さんは、2023年に秋田市などで大雨災害があった際にもキッチンカーを走らせ、炊き出しを行いました。

1日は普段から食材を取引している業者などからの協力もあって、ピッツァの炊き出しが実現しました。そして、2023年の大雨の際に店が浸水被害を受けた、秋田市でレストランを営む阿部沙也佳さんも駆け付けました。

阿部さんは「店と自分の車が甚大な被害を受けて、みなさんに手伝ってもらった経験があるので、できることはやってみようと思って今回参加した」と話していました。

キッチンカーの登場を聞きつけて、被災者やボランティアがたくさん集まり、大関さんが手がけた日本一のマルゲリータと阿部さんのパスタをおいしそうに頬張っていました。

被災した女性は「きょうの料理は来てびっくりした。だんだんと日がたつに連れて食欲がなくなってきている。でも、こうやってみんなでお昼を集まって食べれば話もできるし、楽しい」と話し、被災した男性は「なんでも助かる。自分の家は下が全滅で何も料理が作れない。夕方と朝の食料はいつも買いに行く。20~30キロ先の角館まで行かなければいけない」と炊き出しへの感謝を口にしました。

訪れた人たちは、会話を楽しみながら温かい食事を味わっていました。

大関さんは「災害がないにこしたことはないが、行ける範囲で自分のやれること、自分たちみたいに飲食店が食の部分を提供するのも一つだと思うので、可能な限り続けていきたい」と話しています。

09月01日(月)18:00

 
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