3連休最終日に再びクマです。秋田市の千秋公園では24日、クマが目撃されました。

警察が付近を警戒するとともに、注意を呼びかけています。

24日午前6時半ごろ、秋田市の千秋公園で運動をしていた男子高校生8人が、あきた文化産業施設「松下」付近で、体長約1メートルのクマ1頭を目撃しました。

またその20分後には、150メートルほど離れた住宅地でもクマ1頭が目撃されました。

千秋公園は10月、クマの目撃が相次ぎ、秋田市は2頭を駆除。これまでに2回立ち入りを規制をしています。

現在は解除されていて、市は24日午前6時50分以降、クマが目撃されていないことから、再び規制する予定はないということです。

市内から訪れた人は、「毎週ランニングで走っているが、クマが出たら怖いと思い控えていた。いつもの生活も続けたい。安全との天秤ではないが、状況を見てランニングしている」と話していました。

千秋公園内にある佐竹史料館は、一部の出入口を封鎖して開館を続けています。

また秋田市文化創造館では、自動ドアを手動に切り替えたり、閉館後も一部の照明をつけたままにするなどクマ対策を実施しています。

秋田市文化創造館・三富章恵事務局長：
「館は開館しているか、付近にクマの目撃があるが大丈夫かなど問い合わせがある。利用者や職員の安全をいかに管理するかということに意識を向け対応している」

24日に目撃されたクマは、同一の個体かは分かっておらず警察が警戒を続けています。

11月24日(月)17:30