28日に熊本で発生した最大震度7の地震を受け、現地の秋田県人会は会員に被害がないか確認を進めています。一方、秋田県内で開催されている全国高校総合文化祭(あきた総文2026)に熊本から参加する生徒に大きな影響は確認されていないということです。
「立っていられない状態、物につかまらないと。10年前の熊本地震よりも強かった」と、地震が発生した際の状況を語ったのは、横手市出身で熊本・水俣市で美容室を営む長谷川忠志さんです。
長谷川さんと娘、3人の客にけがはありませんでしたが、突然の出来事に不安を口にしていました。
長谷川さんは、約20人の会員がいる熊本秋田県人会の世話役で、会員が被害を受けていないか確認しています。
長谷川忠志さん:
「10人ぐらいと連絡を取っているが、5人ぐらいからしかメールが返ってきていない。とにかく無事を祈ること。今はそれしか考えていない」
一方、県内で開催されている全国高校総合文化祭には、熊本から367人の生徒が参加を予定しています。
県の推進室によりますと、29日正午までに熊本の生徒から参加辞退の申し出はないほか、大きな影響も確認されていないということです。
また秋田市は、被災地への職員派遣要請に備え、準備を始めました。
2023年に秋田市が大雨被害に見舞われた際は、熊本市の申し出で6人の職員が応援に駆け付けています。
秋田市・沼谷純市長:
「2023年の時に大変お世話になったので、職員派遣をする前提で準備をしている」
被災地では冷房が設置されていない避難所が多く、厳しい暑さが続く中で被災者をいかに熱中症から守るかが課題の一つです。
秋田市は149カ所が避難所に指定されていて、このうち約30カ所は冷房が設置されています。
沼谷市長は、冷房がある学校の教室で避難者を受け入れられるよう検討する考えを示しました。
07月29日(水)18:00