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大地震の際、児童が主体的に行動するために 専門家の指導のもと複数の場所で避難を実践 秋田・八郎潟町

子どもたちに地震が発生した際の対応方法を身につけてもらおうと26日、秋田県八郎潟町の小学校で防災教室が開かれました。児童たちが主体的に判断し行動できるようにすることが狙いです。

八郎潟町で26日に行われた防災教室には、八郎潟小学校の4年生約30人が参加しました。講師を務めたのは、地震学・防災教育の専門家で、慶応義塾大学准教授の大木聖子さんです。

大木さんは、災害が発生した際、児童たちが主体的に判断して行動できるような避難訓練の在り方を広めようと、全国各地で活動しています。

この日ははじめに、地震の特徴や恐ろしさを確認しました。大木さんは「地震が起きたらどんなことになるかはもう決まっている。物が落ちてくる・倒れてくる・移動してくる。これだけです」と子どもたちに伝えました。

そして子どもたちは、教室に潜む危険を考え、自分の命を守るための避難を実践しました。机の足をしっかりと持ち、自分の頭を守っていました。

最後は、図書室に移動。普段の教室とは、違った場所でも実践し、身の守り方を考えました。

参加した児童は「地震が起きた時にどこに隠れたら良いか、地震が起きたらどんなところが危ないかなどを学んだ」「地震が大きいほど物の揺れが強く、すごく地震が怖いと思った。図書室と教室では倒れるものが全然違うので、本棚や棚に気を付けたいと思った」と話していました。

また、教職員の研修会も開かれました。教職員は、学校内で起こり得る事態を想定して意見を交わし、大地震が発生した際の対応方法を考えていました。

大木さんは「日本はどこに住んでいても突然地震が起こる場所。どんな子どもたちも地震が起きた時に自分で身を守る行動がとれる。少なくとも地震に主体的に向き合おうとする。そういう気持ちが育まれるといいなと思っている」と話していました。

大地震が起こったら、自らの命を守るためにどう行動すべきか。児童たちも教職員も、避難方法の重要性を再確認していました。

09月29日(月)18:30

 
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