秋田県湯沢市に本所を置くJAこまちと羽後町に本所を置くJAうごの来春の合併に向けた協議会が7日に設立され、今後のスケジュールなどが話し合われました。

JAこまちとJAうごは2026年4月1日の合併を目指しています。対等な合併ですが、名称は「JAこまち」の名が引き継がれ、本所は湯沢市に置く予定です。

2024年7月から合併に向けた研究会が立ち上げられ、高齢化や人口減少など農業を取り巻く環境の変化に対応し、農家の生産力を高めようと話し合いを重ねてきました。

研究会は合併推進協議会に移行され、7日付で設立されました。初会合では、会長にJAこまちの遠田武組合長、副会長にJAうごの佐々木常芳組合長が選出されました。

そして、遠田会長が「湯沢雄勝地区におけるJAの経営基盤の強化と持続可能な農業の実現、そして組合員への一層の貢献を目指して設立する」と協議会の設立趣旨を説明しました。

協議会では合併までのスケジュール、組織の在り方・戦略などを細かく検討していく予定です。

JAこまち・遠田武組合長：
「合併推進協議会がハードルの一つだった。設立したことで、合併に向け一歩も二歩も前進した」

JAうご・佐々木常芳組合長：
「これからが議論の深まる会議体になってくるので、気を引き締めて合併に向かっていきたい」

05月08日(木)12:00