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「教科の本質」に迫る 中学校で公開研究授業 生徒が第2次世界大戦を様々な角度から考える 秋田市

多くの人が見守るのは、秋田市の中学校で行われた公開研究授業です。目標は、大切なことを先生が教えるのではなく、生徒自身の力で見つけていくこと。様々な意見が飛び交う授業の様子を取材しました。

石川萌恵子アナウンサー:
「まもなく社会の授業が始まります。キーワードは『教科の本質』。いったいどんな授業が行われるのでしょうか」

秋田市の秋田大学教育文化学部附属中学校で3年生を対象に行われた公開研究授業。県内外の教員や大学の関係者などが授業の様子を視察しました。

テーマは「第2次世界大戦と人類への惨禍」。

互いの考えを尊重し、国家の間で協力し合うことの大切さを理解することが、「教科の本質」として設定されています。

生徒たちはグループで話し合いながら、大戦中の出来事が「国内」か「国外」か、「加害」か「被害」かで分類し、「皇民化政策は、今でも現地の人たちに日本の言葉が残っていて、相手の文化を否定する行為。重要な国外への加害だと思う」「注目したのは花岡事件。秋田であった事件だが、国内での加害は珍しいと思い、注目した」など、特に注目したいポイントを発表しました。

原子爆弾の投下について、「加害」と「被害」の双方に記入した班の生徒は、「戦争はやる側とやられる側が絶対にある。2つ書いた方がいいと思った」と、分類の理由を説明しました。

生徒たちは、様々な立場から、戦争が起こった背景や影響について学んだようです。

授業の様子を視察した秋田大学大学院教育学研究科の外池智教授は、「色々問題提起性があって良かったと思う。これから子供たちが生きる世の中は、ますます不確定で不確実になっていく。一面的・一元的に捉えず、事象に対して批判的に色々な面から捉えることを試みて繰り返していくと、実際に社会に出た時にそれが生きていく力になる」と授業を評価しました。

歴史を様々な角度から振り返った生徒たち。これからの社会を生きる力につながったことでしょう。

06月05日(金)19:00

 
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