28日、秋田市の保育園児と高齢者が協力しながらサツマイモの苗を植えました。最大83歳差の世代を超えて一生懸命作業しました。

秋田市御所野の老人福祉総合エリアにあるふれあい農園で28日、市内のごしょの保育園とかわしり保育園に通う5～6歳の園児がサツマイモの苗を植えました。かわいらしい子どもたちの近くでは、集合住宅ケアハウス「ウエルハウス御所野」の69～88歳の利用者が苗植えを手助けしました。

28日に植えたのは、べにはるかの苗600本です。園児たちは地域のおじいちゃん・おばあちゃんたちに教えてもらいながら、おいしく育つように一生懸命苗に土をかぶせていました。

参加した園児は「植えるの楽しかった」「どうやって育てるのかなって、見えなかったからおばあちゃんに教えてもらった」「収穫したらスープとかに入れて食べる」と話していました。

農園の管理者は「秋にサツマイモが大きくなってくると、もっと子どもの表情が豊かになる。虫が出てくると虫を喜ぶ。子どもたちがどんなうれしそうな顔をするのか、今から楽しみ」と話していました。

サツマイモは老人福祉総合エリアの職員が管理して、10月に園児と高齢者が再び交流しながら収穫する予定です。

05月28日(水)19:30