近年、全国各地で豪雨や台風による甚大な被害が発生しています。秋田県の隣、青森県では9月2日からの大雨で線状降水帯が発生し、鯵ヶ沢町などで土砂崩れや住宅の浸水被害が相次ぎました。生活再建を支援しようと、秋田市の学生が現地で住宅の片付け作業に当たりました。
青森県では9月2日、線状降水帯が発生し、五所川原市や鯵ヶ沢町で住宅や農地が水に漬かりました。
秋田市の日本赤十字東北看護大学は、災害ボランティアセンターを設置して災害支援に取り組んでいます。
9月22、23日の2日間、学生と教職員合わせて12人が鯵ヶ沢町で活動しました。
60代の夫婦が暮らす住宅は、裏山が崩れ、敷地内の側溝が土砂で埋まりました。
学生たちはスコップを使い、側溝にたまっている重い泥を懸命にかき出しました。
日赤東北看護大3年・田名部真央さん:
「ボランティアに行ったときは、側溝が土砂で埋まっていて、周りにも広がっている状態だった。側溝の中から土砂をかき出して、それをトラックに積んで運んでいく感じだった」
一方、1人暮らしをしている90代男性の住宅は、床下浸水の被害に遭いました。
学生たちは、浸水で床下にたまった泥を出し、床材や畳を乾かした後、再び畳などを並べました。
日赤東北看護大3年・泉莉央さん:
「ボランティアの最後のほうに『ありがとう』と言葉をかけてもらい、自分は何もしていない感じはしたが、自分がやったことで感謝してもらえて、すごくやりがいを感じた」
2025年8月に仙北市西木町が大雨災害に見舞われた際、鰺ヶ沢町社会福祉協議会が炊き出しに駆け付けました。今回鯵ヶ沢町を訪れたのは、その時の“恩返し”の意味もあります。
日赤東北看護大介護福祉短大部・及川真一さん:
「学生8人は、結構過酷な現場だったが非常に頑張ってやっていた。参加した学生は今後看護師になるが、様々な視点をもって寄り添うことを現場を通じて身に付けたのではないかと思う。継続して被災地支援をやっていくこと、これが大切だなと思っている」
9月29日現在も、鰺ヶ沢町は災害ボランティアを募集しています。
09月29日(火)19:00