歴史ある蔵を改装した秋田県仙北市角館町の宿泊施設が、30日にリニューアルオープンしました。3室の客室に加え、ロビーやラウンジを新設。角館観光の拠点としてさらなる期待がかかります。
30日にリニューアルオープンしたのは、宿泊施設「和のゐ 角館」です。
「和のゐ 角館」は、江戸から大正時代に造られた西宮家の3つの蔵を客室に改装。JR東日本秋田支社が仙北市と地元の観光協会と協力し、2020年に開業しました。
太田碧アナウンサー:
「築100年以上の建物を改装して造られた和のゐ角館。ロビーに入った瞬間に当時の雰囲気を味わうことができます」
明治時代に建てられた母屋を改装したロビーには、角館の古い地図や四季折々の行事を紹介するパネルが展示されていて、まちの歴史や文化を知ることができます。
今回のリニューアルで新たに設けられた3つの客室。このうち2室は、これまで観光施設として使用していた蔵を改装しました。
大正時代の「まゆ蔵」は、かつては養蚕が行われていたとされ、その歴史にちなんだ繭と糸をモチーフにした客室です。
文庫蔵として古文書や陶磁器などの貴重な品を収蔵していた蔵には、本や調度品などがあり、当時の人たちのように文学や歴史と向き合うことができます。
太田アナウンサー:
「客室の中で唯一、母屋の離れ座敷を改装した部屋は桜をモチーフにしていて、庭にはシダレザクラが植えられています。これからの時期は、部屋から桜を見ることができます」
最もグレードの高い「桜人の間」は、離れを改装しているため、大きな窓が特徴です。四季折々の美しい景色は寝室からも楽しめます。
JR東日本秋田支社・小泉暁支社長:
「ホテルに滞在してもらうだけでなく、町と市と県を楽しんでもらう拠点にできればと思っているので、角館から秋田、東北を元気にしていければと思う」
歴史深い客室が増えた「和のゐ 角館」。今後も角館エリアの観光拠点として期待がかかります。
紹介した客室のほか、米蔵を改装したレストランもオープンしました。予約をすれば宿泊者でなくても、県産食材をふんだんに使った料理を楽しめるということです。
03月30日(月)19:00