秋田県内の企業が開発した新たなクマ被害防止に関する商品が17日、秋田市でお披露目されました。今後のクマ対策の一助となるのか、期待がかかります。
秋田商工会議所は、新たなビジネスのきっかけにつなげてもらおうと、県内の製造業の技術者を集めた交流会を毎年開いています。
今回の交流会では、2025年に深刻な問題となったクマ被害を取り上げ、県内企業が開発した被害防止のシステムや商品が紹介されました。
その一つが、秋田市の企業が開発したクマを撃退するためのスプレー。
カプサイシンを配合し、クマの動きを一時的に抑える効果が期待できるということですが、一番のポイントはその価格です。
熊ノ護化研・岡泰造代表取締役:
「価格は税込み3980円で販売する。カナダとアメリカで使われている信頼性の高いものは1万5000円から3万円近くするので、なかなか気軽には携帯できない。気軽に購入できてかつ効果が高い、小型で軽量、高コストパフォーマンスのクマ撃退スプレーがないと携帯を実現できないのではないか」
スプレーはカナダのメーカーと協力して開発したということで、4月上旬から販売される予定です。
このほか、箱わなでクマが捕獲された際にスマートフォンで通知を受け取ることができるシステムも紹介されました。
このシステムは秋田市の企業などが共同で開発したもので、箱わなの扉が閉まる衝撃をセンサーが感知すると、LINEや専用のウェブサイトに通知が届きます。
猟友会による見回りの負担軽減などが期待されていて、5月に秋田市や美郷町で実用化に向けた実証試験が行われることになっています。
会場では、商品やシステムの効果などに関する質問が相次ぎ、参加者は開発者の説明に熱心に耳を傾けていました。
03月18日(水)17:30