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甘くて真っ赤なイチゴ、実りや販売価格に影響か 原油価格高騰、生産者が長期化を懸念 秋田・羽後町

この時期、暖かいハウスの中で楽しめる「いちご狩り」ですが、中東情勢の悪化による原油価格の高騰の影響は農業の分野にも及んでいます。

いちご狩りの人気スポット、秋田県羽後町の「こまち野」では、暖かいハウスの中で真っ赤なイチゴが食べ頃を迎えています。

今は、爽やかな香りとしっかりとした甘さが楽しめる『紅ほっぺ』や、甘い香りが特徴の『かおり野』など4つの品種を楽しむことができます。

訪れた人は「全然酸っぱさもなくて甘い。大きくて満足」「本当においしい。止まらない。子供より食べているかも」「手のサイズくらい大きかった。ちょっと食べたら甘みが出てきた」と、いちご狩りを存分に楽しんでいる様子でした。

朝晩を中心とした冷え込みによりイチゴは実に栄養を蓄え、甘く大きく成長するといいます。

こまち野・高橋直宏農場長:
「色々な品種があるので、食べ比べしてもらったりして、家族や友達同士で楽しんでほしい」

ところで、春先のイチゴ栽培に欠かせないのが燃料を使った暖房です。こまち野では重油による暖房でハウス内の気温を20度以上に維持しています。

中東情勢の悪化による燃料価格の高騰で、従業員は先行きを不安視します。

こまち野・高橋直宏農場長:
「冬場はかなり雪深い土地で、イチゴは温度も大事なので暖房の使用量もかなりある。影響は大きいと思う。どうしようもないので様子見」

このほか、イチゴの光合成を促すための機械には灯油を使用します。

3月に入って日中の気温が上がり、冬場よりも暖房の使用頻度は減ってきているといいますが、燃料の納入業者からは16日に値上げの連絡があったといいます。

こまち野・高橋直宏農場長:
「まだ夜は寒いので暖房をたいている。少しは影響が出てくると思う。燃料代が上がると販売価格を見直していかないといけなくなる。ガソリン価格などを見ると、1リットル当たり20~30円値上がりするのではないか。打撃はあるので、補助などが出てくれればうれしい」

いちご狩りは6月中旬まで楽しめるということですが、こうした農産物への影響もこの先心配です。

03月16日(月)18:00

 
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