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新スタジアム整備は「県全体の未来を占うテーマ」 鈴木知事、秋田の未来を創る協議会で理解と協力求める

※静止画のみ
産学官が連携して秋田の活性化を目指す「秋田の未来を創る協議会」の代表者会議が4日に秋田市で開かれ、鈴木知事が、市が新設に舵を切るスタジアム整備について「県全体の未来を占うテーマである」との認識を示しました。

「秋田の未来を創る協議会」は、県内の産学官の代表者が連携して秋田の活性化を目指そうと、2023年に設立されたものです。

4日は、鈴木知事や経済団体の代表など約110人が出席し、「明るい秋田」の実現に向けた4つのテーマについて意見交換を交わしました。

このうちの一つに、JR東能代駅を発着する列車が能代駅に直接乗り入れられるよう、列車の進行方向を変える「スイッチバック化」の実現があります。

能代市環境産業部・大谷勉部長:
「スイッチバック化の実現により、公共交通の利便性が格段に向上し、能代市の中心市街地の活性化や医療、教育、雇用などの住環境の整備につながり、定住人口に資することが見込まれる」

協議会では、スイッチバック化の実現に向けて、引き続きJR東日本とともに議論を続けていくことを確認しました。

また鈴木知事は、秋田市が新設に舵を切ったブラウブリッツの本拠地となるスタジアム整備についても触れました。

鈴木知事:
「スタジアムは秋田県の力だけではできませんという結論になった場合、ライセンスが交付されないということになる。秋田市の課題だというのも分かるが、実はかなり秋田県全体の未来を占うテーマであるということを認識していただいて、できればご理解とご協力をいただきたいと思っている」

スタジアム整備を巡って、秋田市の沼谷市長は、市が単独で事業主体となるのは極めて困難であるとの認識を示し、今後事業主体や整備費用について、県や市それにブラウブリッツで協議していく考えです。

12月05日(金)12:00

 
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