4日の秋田県内は冬型の気圧配置が強まって荒れた天気となり、各地で今シーズン一番の寒さとなりました。秋田地方気象台は、引き続き吹雪や高波などに注意するよう呼びかけています。

斉藤光記者：
「午前8時の秋田市です。雪とともに風が強く吹き付けていて、視界も悪くなっています」

4日の県内は冬型の気圧配置が強まり、未明から荒れた天気となっています。

秋田市では時折雪が強く吹き付け、足早に通勤する人の姿やライトを点灯して走行する車の様子が見られました。

午前11時までに観測された各地の最大瞬間風速は、にかほ市で25.7メートル、八峰町八森で24.9メートル、秋田市で24.7メートルなどとなっています。

また、急激に積雪が増えた所もあり、横手市では午前11時の時点で24センチとなっています。

寒さも厳しくなっていて、各地の最低気温は鹿角市八幡平で氷点下8度、仙北市田沢湖で氷点下4.9度、秋田市で氷点下2.8度などと、県内すべての観測地点で0度を下回り、今シーズン一番の寒さとなりました。

また、風や雪の影響は交通機関にも出ています。

奥羽線の上りで1時間28分の遅れが出たほか、羽越線と五能線の合わせて10本が運休や区間運休となっています。

風のピークは過ぎましたが、秋田地方気象台は5日にかけて吹雪や高波などに注意するよう呼びかけています。

12月04日(木)11:00