25日の秋田県内は真夏の暑さとなり、梅雨の中休みとなりました。男鹿市の寺では雲の合間から気持ちの良い青空が広がり、訪れた人たちが見頃を迎えたアジサイを楽しんでいました。
西部あかりアナウンサー:
「“雲昌寺ブルー”ともいわれるこちらのアジサイ。なんとその数、2000株。きょうは天気も良く、辺り一面青色が広がっています」
梅雨を彩るアジサイは八分咲き。今週末から来週にかけて見頃を迎えます。雲昌寺の境内には、平日にもかかわらず朝から多くの人が訪れ、鮮やかさを増していくアジサイに魅了されていました。
訪れた人は「すごく美しいアジサイがたくさんで感動した」「青一色の世界に心が安らいだ」と話していました。
アジサイはもちろんですが、他にも色々な写真スポットがあります。“微笑み地蔵”とも写真を撮ることができます。
またアジサイとともに、見るだけで涼しくなるようなドリンクはいかがですか。
雲昌寺では『あじさいティー』を飲むことができます。レモンをかけると、青色から鮮やかな紫色に変わります。まさに飲むアジサイ。爽やかで暑い日にはピッタリです。
雲昌寺のアジサイは2023年、猛暑で雨があまり降らず葉が枯れ、2024年は咲いた花の数が少なくなりました。
2025年はほぼ例年通りの生育に戻り、鮮やかなアジサイが楽しめます。またことしから、雨が降らない時にも広くアジサイに水が行き届くようになりました。
副住職・古仲宗雲さん:
「アジサイの生育は去年に比べればだいぶ良くなって、良いところは例年通りの雲昌寺に戻ってきた。ダメージの大きなところはまだ回復していないところもあるので、来年、再来年に向けて徐々に回復させていきたい」
アクセスも少し便利に。6月28日から7月6日までの土曜・日曜に限り、なまはげ館から雲昌寺までシャトルバスが運行されます。
アジサイは7月21日まで有料で観覧でき、夜間はライトアップされます。
06月25日(水)20:00