2011年7月23日(土)15:00~放送 Vol.2『石川達三』 (放送は終了しました)
- 石川達三は明治38年、現在の横手市で生まれた。
- 2歳で秋田市へ転居、築山小学校へ入学するも父の仕事の関係で7歳からは東京や岡山などで育つ。
- ブラジル移民として渡伯した経験を元に書いた小説「蒼氓」(昭和10年)で第1回芥川龍之介賞を受賞。
- 以後も精力的に執筆活動を続けたが日中戦争時下の昭和13年に発刊された「生きてゐる兵隊」が発禁処分となり、石川自身も禁固刑を受けた。
- 法廷で「もっと本当の人間を見、その上に真の信頼を打ち立てなければ駄目だ」と言い放った石川自身の思いとは何だったのか。
- 生い立ちを紹介しながら石川達三がペン1本に込めた社会派作家の矜持に迫る。
- ゲストコメンテーター:高橋秀晴