2012年5月26日(土)13:00~放送 Vol.1『石井露月』 (放送は終了しました)
- 石井露月は明治6年、河辺郡女米木村の農家の次男に生まれたが、病弱な体から農作業に従事することができず、文学で身を立てようと青雲の志を抱いて20歳で上京。
- 当時まさに俳句の革新運動を行っていた正岡子規と出会い、俳句を習うが、類まれな写生力と豊かな感性が子規に見出され、一門の中でも双璧と言われた河東碧梧桐、高浜虚子らに次ぐ存在感を持ち始める。
- しかし、自身の健康への不安や貧しい故郷の現状を知った露月は子規の元を離れ、医師となって郷里へ帰る。
- 代表句を紹介しながら、師・正岡子規への敬慕の思いと、露月が静かにたぎらせたふるさとの人々への熱い思いを紹介。