2022年5月29日(日)午後1時~放送 Vol.1『千葉治平』 (放送は終了しました)
- 今年、生誕100年を迎えた作家・千葉治平(1921-1991 仙北市田沢湖出身)は、1966年、「虜愁記」で第54回直木賞を受賞した。
- 東京オリンピックが開催された1964年に秋田の同人雑誌で発表された「虜愁記」は、千葉が青春時代を満州で過ごした経験をもとに書いた作品だ。
- 戦後、捕虜として中国の農村に軟禁された日本兵の姿を描いている。
- 千葉は、その作品が中央で高く評価されても、秋田でサラリーマンとして働きながら小説を書き続けた。
- そして、それらの小説は、秋田にテーマを得ていた。
- この番組で初めて世に出る千葉の日記や代表作を通して、作家としての志やふるさと秋田に対する思いに迫る。
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【出演】
高橋秀晴 秋田県立大学 教授
茶谷十六 元民族芸術研究所 所長
フランクリン水脈子 千葉治平 三女
【ナレーション】
後藤美菜子
塩田耕一
※放送日時・内容は変更・休止になる場合があります。